2019年春、我が家にトコジラミが発生しました。
毎朝新しい刺され痕があり、身体中がかゆい状況でしたが、駆除業者に頼まず自分たちで対策した結果、2019年9月現在、全く刺されなくなり、平和な毎日を過ごしています。
追記:2020年1月現在、トコジラミは全く現れず、トコジラミが現れる前と同じ生活が遅れています。
この記事は、我が家がトコジラミ対策をどのよう行なったかの記録です。
トコジラミのことが書いてあるほとんどのサイト、研究論文などの資料も読んでトコジラミ のことを調べつくしました。
途中に、我が家で発見したトコジラミの写真があります。苦手な方は注意してください。
目次
我が家にトコジラミがやってきた!
2019年春、賃貸マンション暮らしの我が家で、複数の虫刺されが発生。
寝室は和室。畳の上に直接布団を敷いて寝ている状況でした。
今まで、週末や掃除以外は布団は敷きっぱなし。
(↓犯人不明の虫刺されにあっていた当時の夫の腕)
初めはダニかと思ってダニ対策
湿度の多くなってきた時期、初めはダニかと思っていました。
とりあえず、湿気対策として、日中は除湿機を回しっぱなし、布団は立ててなるべく湿気をためないようにしました。
また、ダニ対策として、ダニアースや、
ダニ取りシートも使ってみました。
日に日に被害が拡大
ダニ対策をしても一向に被害が減る様子は見られず、日に日に刺される数が増えていきました。
全身刺され掻きむしった痕(娘)
犯人がトコジラミと判明
子供が和室で遊んでいると、「虫がいる!」
捕まえてみると。
(↓捕まえた直後、殺した後に1円玉と比較。)
今まで見たことのない虫が。
ネットで調べて、やっとトコジラミだということが判明。
トコジラミの特徴
自宅に現れたのがトコジラミだと判明してから、毎日のようにトコジラミのことを調べ、私なりにわかったことをまとめました。
↓私がトコジラミの研究のため参考にしたサイトはこちらです。
トコジラミの特徴
ネットで調べた、トコジラミの特徴を箇条書きでまとめました。
- 成虫の大きさは 5~8 mmで、色は茶褐色、平べったい体つき
- 吸血すると腹部が膨らむ
- 卵の期間は約5日、卵から成虫までの期間は約40日(気温25度の時)
- 幼虫は5回の脱皮を経て成虫になる
- 成虫の寿命は長く、20°C程度では9~18カ月生存し、27°Cでは3~4カ月に短縮する
- 雌は1日当たり5~6 卵をほぼ毎日産み続ける
- 栄養源は雌雄成虫、幼虫共に血液のみ
- 吸血しなければ生きいけない
- 幼虫は、脱皮ごとに吸血が必要である
- 動物の血しか吸わない。人以外にも犬や猫、ねずみ、鳥などからも吸血する
- 感染症の媒介に関する報告はない
- 暗くて狭い隙間に潜んでいる。(畳の隙間や裏側、家具の内部や床との隙間、ベッドマ ットやマットレスの下、ヘッドボードとマットレスの隙間、ソファーの隙間、壁に掛けた 額やカレンダー、鏡の裏側、カーテンの襞や折り返し部分、はがれかけた壁紙の裏側、柱 と壁の隙間、コンセントの内部、積み重ねられた段ボールの内部など。洋室はベッドの周辺、和室であれば布団を敷く場所の近くに潜んでいることが多い。
- あちこちに広がる。隣室など近い場所には歩行により移動する場合もある。
- ガラス面などすべすべした面を上ることはできない。
- ジャンプを含め、飛ぶことはできない
- 昼は隠れていて、夜に活動する
トコジラミとわかってから対策したこと
トコジラミ対策として、一番多い方法は駆除業者に頼むことです。
駆除業者には、薬剤で処理する業者、熱で処理する業者と様々ありました。
費用は大体20〜50万円くらいとわかりました。
初めは素直に駆除業者に頼もうと思っていました。
でも、20万円〜は高すぎる。
そもそも相手は小さな虫で、いつどこから侵入してくるかもわからない。
数十万かけて駆除してもまた出てくる可能性を考えました。
出るたびに、数十万円もかけたくない!
出来るだけ自分たちで対策したいと思いました。
自分たちで対策してみて、ダメだったら、それから駆除業者に頼んでみようということになりました。
トコジラミ対策①布団買い替え&和室から寝室を変更
トコジラミの潜伏場所が寝室に使っていた和室の可能性が高いと予想し、寝室はも和室から移動しました。
また、布団の中にトコジラミが潜んでいる可能性もあると、敷布団は買い替え、
掛け布団は捨てました。
トコジラミ対策②潜伏場所の和室を自分達で駆除処理
トコジラミが潜伏している和室の対策を開始。
部屋にある家具などを全て出し、畳はめくって、薬剤を蒔きました。
(畳をめくってもトコジラミはみつかりませんでした。)
とにかくトコジラミがいそうなところに薬剤を振りかけました。
その時に使用したのはこちら、粉状の薬剤です。
部屋移動しても現れた!!
部屋を移動して、初日は現れなかったので、とりあえず安心していたところ、
数日たったある夜中に目を覚ますと、布団の上にトコジラミが!
しぶといです。
かや発見、購入
色々な角度で、対策を考えながらネット検索していると、害虫対策でみなさんいろいろ工夫されていることも知ることができました。
ムカデ対策しているあるサイトを見てみると、
蚊帳を使っているという情報を見つけました。
メッシュになっている蚊帳の穴は1〜2mm、5mm〜のトコジラミも入ってこれないかも!?
これは試してみる価値がありそうだと早速購入。
トコジラミ対策の救世主「かや」
購入したのはこちら↓
折り畳み可能で、コンパクト。
ワンタッチのテントと変わりません。ほぼメッシュなので、テントより軽いです。
6畳の洋室に広げました。
床部分メッシュタイプもありましたが、下から幼虫が侵入してくるのも想定して、テントタイプにしました。カラーはトコジラミが見つけやすいように薄い色をチョイス。
布団はシングル2組敷いてもゆとりがあります。
5歳娘が立ってこの広さで、圧迫感はありません。
開閉部分からも虫は入り込みにくそうです。
刺されなくなった
ワンタッチ蚊帳で寝るようになってからは、全く刺されなくなりました!
使用して約2ヶ月頃まで部屋の中に現れましたが、蚊帳の中までは入ってきません。
(↓蚊帳の外で、お腹をすかせて私たちを狙っているトコジラミ)
見つけるたびに駆除しているので、どんどん減ってきている感じですね。
まとめ
トコジラミだとわかってからいろいろ試行錯誤したし、時間もお金も多少使いましたが、今では快適に寝られてます。
蚊帳を使っても刺されるようだったら、駆除業者に頼むしかなかったので、安く済んでよかった。
蚊帳は劣化しても、すぐ買い替えられるので気持ちが随分楽になりました。
駆除業者に頼む前にあなたもお試ししてみては?
シングル用もありますよ!